私がシングルマザーを選んだ理由④

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私がシングルマザーを選んだ理由④離婚した話

こんにちわ!tacoです。

前回の記事での出来事は、犯人が悪いのはもちろんですが、知識があることである程度防ぐこともできた事例だと思います。

私がシングルマザーを選んだ理由③
本人しか使用できないはずのクレジットカードを家族が勝手に不正利用!あなたの身近にも起こりうるクレカ被害、回避するヒントを驚きの体験談からご紹介します。

この出来事で、夫への信用が劇的になくなり、一気に夫婦関係が悪化しました。

「実家に帰らせていただきます」

解決しない山積みの問題

大人になるって、がんじがらめ。

いろんな人の立場や思いを酌んで、自分以外にできた大切な存在を何より守ることを優先して。

たくさんのことを我慢しないとうまく生きられない。

義実家での生活ではそんな思いがどんどんふくらんでいく日々でした。

義家族の変化

はじめはにこやかに応援してくれた義両親もいつしか態度が変わっていきました。

ぎすぎすした夫婦関係の中でやりとりもぶっきらぼうになりがちだったある日。

帰省中だった義妹と義母に呼びつけられて説教されました。

「(夫)への態度が悪い」

「(夫)より先に寝るなんてありえない」

「(夫)をもっと立てなさい」

とのことでした。

うん。無理(^^)/

夫への不信感が態度に出てしまった私も悪いけど、乳児の面倒見ながら義家族分の家事までやってるのに、深夜帰宅(深夜バイトと言いつつどこで何してるのかもわからない)の夫の帰りを甲斐甲斐しく起きて待つほど体力ありません。

その場は平謝りで済ませましたが、もうその時には夫へも義家族へも信頼感が底をついていたので、それからは完全に心を無にして淡々と家事をこなすだけになっていました。

taco
taco

あたしゃ家政婦か!

些細な口論から…

ある夜のこと。

些細な会話から口論となってしまいました。

私は理論的で割と論破しがちなタイプ。

嘘もつけないので違うと思ったことは正直に伝えていました。

対して夫は私に正論で勝てないので暴言で負かそうとしてきます。

はじめはお互い普通に会話していたのに、夫の虫の居所が悪かったようで、私の言葉尻を捉えて急に怒り始めました。

「そういう意味で言ったんじゃない」と反論しても屁理屈ではねつけられ…

ついに手を出してきた夫

埒が明かないので娘が眠っている部屋に行って眠ろうとしたのですが、まだまだ怒りが収まらない夫は何やら階下から大声で叫んでいました。

このまま部屋に殴りこんできたら娘に危害が及ぶかも…

急に不安になった私は、(かといって一緒にいたくもなかったので)お互いの中間地点である階段上から階下の夫の様子を見ていました。

夫はずかずかと私に近づいてきたと思ったら、私の足をつかんで階段から引きずり降ろそうとしました。

私は危うく階段の一番上から転落するところでしたが、必死に階段の手すりにつかまりこらえました。

騒ぎを聞きつけた義父が止めに入ったおかげでそれ以上夫が何かしてくることはありませんでしたが、ここまで来たらもう無理だと感じ、私はすぐに実母に連絡しました。

またまた警察を呼ぶ事態に

私は夫に「これ以上この家には暮らせない、実家に帰ります」と伝えました。

逆上していた夫はなぜか警察に電話をし、ほどなくパトカーが到着。

taco
taco

え。また通報?

ってか私は特に何もしてないし、暴れた本人が通報するの謎すぎ…

カオスすぎて意味わからないしとりあえず逃げよう。

この間にも私は自分と娘のとりあえずの荷物をバッグに丸めて詰め込んで母の迎えを待ちました。

母はほどなくして駆け付けてくれました。

(なぜか止まっているパトカーにぎょっとしていました。そりゃそうだ笑)

義実家から出たところで警察に声を掛けられましたが、「夫に暴力を振るわれて怪我をしそうになったので、迎えを頼んでこれで実家に帰るところです」と話したら、前回の警察沙汰の件もあってか「あーなるほど…」みたいな感じでそれ以上何も突っ込まれませんでした。

その後義実家や夫と警察がどういう話をしてどういう風に事を納めたのかは知りません。

とんでもない展開になりつつも、私はついに義実家から脱出することに成功しました。

と言っても、結局義実家にお世話になったのはたった4カ月ほどの期間でした。

体感的には2年くらいいた気がするけどたった数カ月…濃すぎた…。

出戻り別居生活スタート

義両親とも夫とも、その日を境に一緒に暮らすことはその後二度とありませんでした。

翌日からの実家での生活は、控えめに言って天国のようでした。

自分と娘の面倒だけ見ればよくなった解放感もありますが、何より攻撃してくる人間がいないという安心感が各段に違いました

とはいえ、実母には「夫婦としてしっかり基盤を作って生活を立て直す」と言って義実家に入ったのに、こんなに早く戻ってきたことに対して申し訳なく、不甲斐ない思いが胃のあたりにいつもズーンと居座っていました。

夫の反応

夫はとりあえずは私が逃げ帰った実家に押しかけてくるということまではしてきませんでした。

前の夜に警察から何か抑止力になることを言ってもらえたかも、と私は勝手に警察に感謝しました。

仕事の合間にスマホをいじることはできるらしく、夫は手を変え品を変えLINEを送ってきました。

初めのうちはそれこそ脅迫めいた内容でした。

離婚というワードも頻発。私に収入がないのをいいことに「子どもはこちらで引き取るし二度と合わせない」等非現実的なことを書き連ねてきました。

でも冷静に考えたら実際に子どもを育てている母親から子どもを引き離すのは不可能だということはすぐにわかることなので、慌てずにスルー出来ました。

私の対応

語気強めの内容のLINEを送ってきた夫に対して、私はお互い落ち着いて話し合わないと意味がないことや、娘のことも含めて今後のことを真剣に考えて決めていかないと取り返しがつかなくなることを、努めて冷静に伝え続けました。

基本的にはまだ「根気強く話せば分かるだろう」というスタンスでいましたが、話してわかる相手だったらこんな騒ぎにならないよね…と今となっては思います。笑

そのうち夫も熱が冷めたのか、少しずつ反省の態度を見せてくるようになりました。

もちろん私にも至らないところはあったのでその点については謝罪しました。

お互い自分の非を認めて謝ったからといって一度ぶち壊したものはそう簡単には元には戻らんぞということで、目に見える変化がない限り別居は継続することを伝えました。

次回に続く

もちろんこの件で実家から出禁となった夫。笑

それからは、(関係がすこし落ち着いてまともに話せるようになってから)夫は私と娘に会うために夜な夜な実家に忍び込んでくるようになりました。

この段階で夫はまだ自分がこの別居を引き起こした張本人であるということに目を向けず、実家に勝手に帰った私とそれを応援する母が悪いと思っているような物言いでした。

taco
taco

都合の悪いことは全部人のせいにするんだもんな

小学生と話してるみたいで全然先に進めない!

さて次回はそんな夫の内面についてちょっと深堀りしてみようかなと思います。

ではまた!

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