シングルマザーFPの児童扶養手当ガイド:お金の知識が未来を変える!

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シングルマザーFPの児童扶養手当ガイド!お金の知識が未来を変える!!子育て

はじめに

こんにちは、taco(@taco_momblog)です!

シングルマザーとして、経済的な安定を築くために児童扶養手当を最大限に受ける方法は非常に重要です。児童扶養手当は子供を支えるための大切な補助金ですが、所得が一定額を超えると段階的に支給金額が減額される仕組みになっています。

所得が増えると手当が減る…それなら仕事を減らして手当を満額もらう方がいいや!と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実はをお給料(仕事)を減らすことなく手当の減額を最小限に抑えることは可能です!

この記事では、FPの資格を持つシングルマザーである筆者が、シングルマザー向けに児童扶養手当を最大限に受けるための実践的なガイドを、自らの経験も踏まえて詳しく説明します

(※筆者はフルタイム勤務の会社員です。個人事業主など参考にならない部分もあるかと思いますが悪しからずご了承ください。)

家計簿をつけるお母さん

ひとり親が受け取れる児童扶養手当

児童扶養手当の基本

児童扶養手当は、日本国内で生計を共にしている18歳未満の子供を持つ親に支給される給付金の一つです。この手当は、子供の生活費や教育費をサポートし、子供の健やかな成長を支えることを目的としています。

支給対象となる世帯

児童扶養手当は、以下の条件を満たす世帯に支給されます。

  • 18歳未満の子供を養育していること。
  • 子供の養育を主たる目的とし、子供が同一世帯に住んでいること。
  • 一定の所得制限内に収まること。

児童扶養手当の支給金額

支給金額の段階

児童扶養手当の支給金額は、世帯の所得によって段階的に変動します。以下は主要な支給金額の段階です。

  • 第1子:最も支給額が高く、児童一人当たりの金額が最も多い段階です。
  • 第2子:第1子と比較してやや低い支給額です。
  • 第3子以降:第1子および第2子に比べて支給額が低くなる傾向があります。

所得制限と支給条件

支給金額は、世帯の所得に応じて変動します。所得制限を超えると、支給金額が減額されます。また、特定の条件を満たすことも支給の条件となります。

児童扶養手当は、所得によって支給金額が変動します。収入が一定額を超えると、手当の減額が始まり、高い所得になると手当が支給されなくなることもあります。

共働き世帯と同じくらい稼いでいれば話は別かと思いますが、ほんのわずかな差で手当が減額・廃止されるような所得額のシングルマザーは、できるだけ手当を最大限に受ける方法を模索したいと思うでしょう。

手当を最大限に受けるための具体的な方法

これからご紹介するのは、各種控除を使って所得額を減らす方法です。(※基礎控除・扶養控除・ひとり親控除などは基本的な部分なので割愛します)

所得控除を活用することで、課税対象所得が減少し、家庭の年間所得を一定額以下に調整することができます。これにより、児童扶養手当の支給金額を増やし、家計への補助金を最大限に受けることが可能となります。所得控除は、シングルマザーや子供を支える家庭にとって、経済的な負担を軽減し、未来を明るくするための重要な手段の一つなのです。

1. 生命保険料の活用

児童扶養手当を最大限に受けるために、収入を減らすことなく賢く運用する方法の一つは、生命保険料の活用です。

  • ライフ保険プランを検討し、適切なプランを選びます。子供の将来に合った保険を選びましょう。
  • 月々の保険料を計画的に支払い、必要な保護を確保します。
  • 確定申告時に生命保険料を適切に申告し、控除を受けます。生命保険料の控除は、税金負担を軽減し、児童扶養手当を最大限に受けるための助けになります。
taco
taco

私は積立型の生命保険に加入しています!貯金をしながら今現在の所得や税金の調整もできるので、地味におすすめです。

2. iDeCo(個人型確定拠出年金)の活用

次の具体例は、iDeCoの活用です。iDeCoに積み立てることで、将来の年金収入を増やすだけでなく、税金を軽減できます。iDeCoのメリットを挙げてみます。

iDeCoのイメージ画像
  • 税制優遇: iDeCoへの積み立て額は、所得税と住民税の課税対象から除外されます。つまり、積み立てたお金を税金がかからない範囲で運用できるため、税金負担を軽減できます。
  • 確定拠出制度: iDeCoは確定拠出制度で運用されます。これは、毎月一定の額を積み立てることができ、将来の年金収入を安定させるのに役立ちます。
  • 運用資産の多様性: iDeCoでは、投資信託や株式、債券など多様な資産クラスに投資できます。これにより、リスクを分散し、適切なリスクとリタイアメントのタイミングを選択できます。
  • 雇用主の支援: 一部の企業では、iDeCoへの積み立てを雇用主が支援しています。雇用主の協力により、年金資産を増やすことができます。
  • 老後の安定: iDeCoは老後の生活を支えるための貯蓄手段として役立ちます。定年後に年金収入が不安定な場合、iDeCoからの支給金を活用して生活水準を維持できます。
  • 個人の選択権: iDeCoの積み立て額や運用ポートフォリオは個人が自由に選択できます。自分のリスク許容度やライフプランに合わせて運用戦略を立てられます。
  • 節税対策: iDeCoを活用することで、所得税や住民税を軽減できるだけでなく、確定申告時に税金の控除を受けることも可能です。これにより、税金負担を削減できます。
  • 資産の成長: 長期間にわたり積み立てることで、資産が成長し、将来の経済的な安定を築く手助けとなります。老後の生活費や予期せぬ支出に備えられます。

シングルマザーの老後資金を確保しつつ今現在の所得や税金の管理もできるiDeCoは、手元の資金が許せばぜひおすすめしたい制度です。

3.教育費の控除を活用

子供の教育費に関する控除を活用しましょう。教育にかかる費用を控除として計上することで、所得を減らさずに支給金額を最大限に受けることができます

  • 子供の学費、教材費、学習塾の費用などをきちんと記録します。
  • 確定申告時にこれらの教育費用を適切に申告し、控除を受けます。

4. 住宅ローン減税の活用

自宅の住宅ローンを返済している場合、住宅ローン減税を利用しましょう。これにより、所得を増やすことなく税金を節約できます。

  • 住宅ローンの支払いを計画通りに行います。
  • 確定申告時に住宅ローン減税を適切に申告し、控除を受けます。

5. 子供の医療費の控除

子供の医療費は、児童扶養手当を最大限に受けるための追加の控除ポイントです。以下のステップを通じて具体的に活用できます。

  • 子供の医療費(診察料、薬代、療養費など)をきちんと記録します。
  • 確定申告時にこれらの医療費を適切に申告し、控除を受けます。
  • 健康保険や医療費控除の詳細について確認し、最大限の利益を得ます。

6. 子供の学習支援金の活用

国や自治体から支給される子供の学習支援金も控除対象となります。これに関連するステップは以下の通りです。

  • 学習支援金を受給するために必要な手続きを行います。
  • 支給された学習支援金の明細を保管し、確定申告時に正確に申告します。
  • 学習支援金の詳細情報について、国や自治体のウェブサイトをチェックします。

7. 子供の保険料の控除

子供のために医療保険や教育保険に加入している場合、これらの保険料も控除対象です。

  • 子供の保険料支払いをきちんと記録します。
  • 確定申告時にこれらの保険料を適切に申告し、控除を受けます。
  • 各保険料が児童扶養手当の控除対象となるか確認するため、保険会社と相談します。

おまけ: 児童扶養手当をNISAで運用する

児童扶養手当を最大限に活用するために、NISA(少額投資非課税制度)を利用することも考慮しましょう。NISAを活用することで、子供の将来に備える資産を積み立てることができます。

  • NISA口座を開設し、投資信託や株式などの資産運用を始めます。将来のために適切な投資先を選びます。
  • 児童扶養手当をNISA口座に振り込むように手続きします。これにより、手当を増やすことなく資産を増やすことができます。
  • 長期的な視野でNISA口座を運用し、子供たちの教育資金や将来の費用に備えます。
  • 子供向けの「ジュニアNISA」は、残念ながら2023年をもって制度が終了してしまいます。以降の投資に関しては、子供名義でという縛りにとらわれず「家族単位」でトータルで投資力・運用力を上げていくというのも一つの手です。現行の制度や今後の改定などにもしっかりとアンテナを張って、臨機応変に対応していきたいですね。

さいごに

シングルマザーとして、児童扶養手当を最大限に受けるためには、知恵と計画が必要です。生命保険料やiDeCoなどによって所得(課税対象)を減額することで児童扶養手当の給付額が増え、経済的な安定を築く手助けができます。さらに、NISAを活用して児童扶養手当を子供の将来に備える資産運用に活かすことも重要です。経済的な安定は、家族の幸せと未来への投資につながります。お金を賢く管理し、子供たちの未来に対する貢献を続けましょう!

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