こんにちは、taco(@taco_momblog)です!
なかなか壮絶な感じになってきた前回の記事はこちら
この辺の話を友達にすると「まじでなかなか経験できないことだよね!」「昼ドラかよ!」と楽しんでもらえます。
いやー、いい感じにネタ化してきた。笑
とはいえ当時はかなりぎりぎりの状態で
「あー。私このまま死ぬのかしら…」
なんて思うくらい絶望してました。
それでは今回も続きます。
キャッシング事件
私がこの結婚生活でもう一つひどくショックを受けた出来事が『キャッシング事件』です。
寝耳に水の「高額利用履歴」
私が使っていたクレカは使ったら割とすぐメールでお知らせしてくれるサービスをやっていました。
ある日ふと着信メールを確認すると、そこには目を疑う文字が。
「キャッシング ○○万円」「キャッシング ○○万円」「キャッシング ○○万円」
えええええええええええええ( ゚Д゚)
一気に毛穴が開いて心臓の鼓動が早くなるのがわかりました。
私は普段クレカをショッピング枠でしか使わない。
キャッシングの利用なんて身に覚えがないし、
ってことは…これは不正使用だ!!
私は真っ青になってすぐさま仕事中の夫に電話しました。
夫も親身になって狼狽する私の話を聞いて、パニック状態の私をなだめてくれました。
いろいろあるけどこういうとき頼りになる人がいてよかった、とホッとしました。
カード会社に電話しなきゃ!
「そういえば、こういう不正使用って何か補償があったはず…。」
夫への電話を切って少し我に返った私は、ふとそんなことを思い出しました。
とにかくカードを止めてもらわないといけないし、すぐにカード会社に電話しました。
(コールセンターあるあるの超長い待ち時間の間、生きた心地がしませんでした)
不正使用の補償はあるか?
履歴にあるキャッシングについては身に覚えのない使用であると、私は必死に説明しました。
しかし、担当の方の返答は…
- 今回はATMで実際に現金が引き出されており、この場合カード本体と暗証番号等がそろわないと利用することができない
- それができる人間は非常に限られる⇒おそらく身内である可能性が高い
- 補償の対象は、基本ショッピング枠である
- たとえカード名義人が使った覚えがなくても、今回のキャッシング分の返済は免れない
というものでした。
え。ちょ…オワタ…
ATMの特定依頼
カード会社でわかるのは、どこのATMで出金があるかまでとのことだったので、とりあえずカードの停止と利用されたATMの特定を依頼して、カード会社への電話を切りました。
その後も私は冷や汗が止まらず心臓はバクバク。
こんな大金、どうやって支払えばいいの…!?
それからしばらく、ネットでひたすらキャッシングにまつわる不正について検索しまくっていました。
気が気じゃない思いでの待機後、カード会社から回答の電話が来ました。
利用されたATMが判明!そして…
問い合わせていた該当のATMが、当時住んでいた家の最寄りのコンビニであることがわかりました。
それを聞いて、私の中の点と点がつながり始めました。
カード会社との電話でも言われたように、暗証番号とカードがそろってしまえばお金は引き出せてしまいます。
家のだれかが私のカードを持ち出してキャッシングを使ったということ…?
私のカードを持ち出すことができ、私の暗証番号を知る人間…
それはただ一人、夫でした。
犯人、ほぼ確定
夫犯人説が超濃厚
そういえば…
初動から振り返ってみると
夫の行動って怪しすぎるよな。。
仮に夫が私のカードでキャッシングを利用したとして、私が被害にあった電話をしたときに「それは自分だ」と正直に言うこともできたはず。
なのに夫はその時初めて聞いたかのように私の電話に対応したということになる…
てっきりスキミングか何かされて知らない他人に不正利用された!と思い込んでいた私は、ATMのあるコンビニや警察に問い合わせて捜査してもらおうと提案しました。
その時の夫は「余計なストレスになるから警察には俺が相談に行く」と言ってみたり、その時だけはやけに親身で優しかったことを思い出し、疑惑は確信に変わっていきました。
結局、夫が警察に相談に行くことはもちろんありませんでした。
なるほど~私が警察行っちゃったら犯人がだれかバレちゃうもんね!…ってオイ!!
もうこれ、クロでしょ。
夫へのサイコパス疑惑
この件の犯人は自分であることを夫が自供したのは、結局離婚が決定してからのことでした。
分かってたけど…結局お前やったんかーーーい!!!
っていうか…いくら夫婦とはいえ他人のカードから勝手にお金を引き出すって。
それをあんなさらっと嘘でごまかすなんて。
私にはとてもできない…(嘘とかつけないタイプ)
人をだましてお金を盗むって詐欺師と一緒じゃん!
サイコパスって、こういう感じ??
こいつ…マジでやばい。Σ(゚д゚lll)ガーン
私の犯したミス
色々と酷い目にあったけど…
それでも夫だけが一方的に悪いと言いきれるかな。。
とはいえ、私にももちろん落ち度はあると思っています。
暗証番号を教えてしまったこと
だって、まさか身内に不正利用されるなんて思わないもの!!
私は自分の身に何か起こったときにすぐに対処できるようにという意味で教えたのに。
自分の中のそれまでの常識が全部ひっくり返るくらいの衝撃でした。
単純に世間知らずで人を信じすぎてたってことですね。
今となっては基本中の基本過ぎて恥ずかしいです!
「普通悪用なんてしないだろう」の“普通”は結局私の尺度だもんな…泣
結局物的証拠はないし本人はシラを切り続けるつもりのようだったので、「犯人はお前だ!!」的なことはせず、泳がせて様子を見つつ、支払は最低金額のリボに設定して数年かけて払うことにしました。泣
知ってる!?
リボって支払い安くなるように見えて
支払金額の大部分が金利だから
払っても払っても元本がなかなか減らないのよ!!
普段は支払える範囲の中で慎重に計算して
一括払いにしてるのに!
数十万なんて一度に払えないから設定したけど
断腸の思いでリボに設定しましたよ…
暗証番号の使いまわし
これもまあ基本中の基本なんですが…
これ、私もしれっとやってしまっていました!
話の流れで一度漏らしてしまった暗証番号。
夫はこれをしっかりと覚えていて、悪用したわけです。
後になってから芋づる式に他のクレカやキャッシュカードも被害にあっていたことを知り(!!)
暗証番号一つ漏れることがこんな大事になるとは…と頭を抱えました。
キャッシング利用限度額の未設定
『手元に現金がない』『今月ちょっとだけ厳しい』
そんなときにキャッシングはとても便利なサービスです。
ただし、すぐに返済ができるのであれば。
クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があって
それぞれに利用限度額を設定することができます。
私はショッピング枠の使用が主だったので
キャッシング枠については初期設定のままほったらかしでした。
これをもっと現実的な金額(使うとしてもせいぜい5万とか)に設定しておけば
被害は減らせたかもしれないと後になって痛感しました。
クレジットカードにまつわる教訓おさらい
知っているようで実は知らない?クレカの基本
- クレジットカードは本人以外の使用はできません!
- 家族でもNGです。裏面の記名がマストなのはこのため。
- クレジット=”信用”
- 審査を経た上で社会的信用が認められたから、ツケで買い物してもいいよ!というイメージ。
- 悪用されてしまったら自分自身の“信用”が危険にさらされることに。
- いくらでも利用できるというわけではない
- 各カードに支払限度額というものが設定されているのでそれを超えることはできない
- 使わないならいっそゼロでもあり。
- 自分の実生活に即した限度額を設定することが大事!
- 当然、使えば使った分だけ請求は来ます。利用管理はしっかりと。
- 暗証番号の使いまわしはNG!
- ネットやアプリでも同様ですが、使いまわしてると一つバレたら全部バレます。
- それぞれの暗証番号を忘れないように管理は要工夫。
- 暗証番号は絶対に人に教えない!!
- 超超超大前提!
- いくら相手が最愛の人だとしてもこれは絶対に死守すべし!
なんか書いてて猛烈に恥ずかしくなってきた…
過去のこととはいえ、とんでもない世間知らずだったな私!
勉強代、ほんと高くつきました。泣
注意点をしっかり押さえて正しく使いましょう☆
上手に使えば、ポイントがたまったり支払いの管理ができたりとメリットも多いクレジットカード。
くれぐれも私みたいな目に合わないように、自分の身は自分で守りましょうね。泣
私のおすすめ
私が現在主に使っているクレジットカードは、こちら!
私は楽天経済圏を活用すべくメインカードとして楽天カードを愛用中!
(もちろん上記の失敗は二度と繰り返さないようにしかと心得ています!!)
もうかなり認知度の高いカードですが、新規で作る場合はポイントたくさんもらえるのでこれからの方には特にオススメ。
カードを使うとお知らせメールがくるのがありがたいです。
(当時も結局使い込まれてからお知らせメールが来て初めて事態を知りましたw)
次回に続く
これはシリーズ化確定ですね笑
他人事だと思って読んでいただければ、なかなか面白い話かなと思います(自虐)。
「お互い真摯に頑張っていれば多少金銭的に苦しくても乗り越えられる!」とか素直に思っていた私。
徐々に「金の切れ目は縁の切れ目だな(遠い目)」と感じるようになっていきます。笑
それではまた次回の記事で!
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